BCB/SysUtils/型

目次

TFileName

ファイル名を示す文字列。単にAnsiString型の別名として定義されているだけ。意識して使い分けることで文字列がファイル名を示していることをソース中で明示することが目的と思われる。

typedef TFileName AnsiString;

TFilenameCaseMatch

列挙型。ファイル名を検索したときに、見つかったファイル名がどれだけ一致したかを示す値。

enum TFilenameCaseMatch {
    mkNone,
    mkExactMatch,
    mkSingleMatch,
    mkAmbiguous
};
意味
mkNone ファイル名と一致するファイルが存在しない。
mkExactMatch 1 ファイルがファイル名と一致する。
mkSingleMatch ファイル名と正確に一致するファイルは存在しないが,1 ファイルが大文字と小文字の違いを無視すれば一致する。
mkAmbiguous ファイル名と正確に一致するファイルは存在しないが,複数のファイルが大文字と小文字の違いを無視すれば一致する。

TFloatFormat

列挙型。浮動小数点関数の形式コードの種類を示す。

enum TFloatFormat {
    ffGeneral,
    ffExponent,
    ffFixed,
    ffNumber,
    ffCurrency
};
意味
ffGeneral 汎用数値形式。指数形式を使用した最短の10 進文字列。小数点以下の末尾に付く0は削除。
ffExponent 指数形式。「-d.ddd...E+dddd」。変換後の文字列の指数の前の全桁数をPrecision パラメータで指定。Digits パラメータには指数部の最小桁数(0-4)を指定。
ffFixed 固定小数点形式。「-ddd.ddd...」。小数点以下の桁数(0-18)を Digits パラメータで指定。整数部の桁数 > Digit の場合,指数形式になる。
ffNumber 数値形式。「-d,ddd,ddd.ddd...」。3桁区切りの記号が含まれる。それ以外はffFixed 形式と同じ。
ffCurrency 通貨形式。CurrencyString, CurrencyFormat, NegCurrFormat, ThousandSeparator, DecimalSeparator グローバル変数によって制御される。

TMbcsByteType

列挙型。マルチバイト文字セット(MBCS)文字列内の各バイトの意味を表す。

ByteType関数や StrByteType関数の戻り値として使用される。

enum TMbcsByteType {
    mbSingleByte,
    mbLeadByte,
    mbTrailByte
};
意味
mbSingleByte 1バイト文字
mbLeadByte マルチバイト文字の第 1 バイト
mbTrailByte マルチバイト文字の2バイト目

TReplaceFlags

列挙型。検索・置換操作の実行方法を示す。

文字列内で部分文字列を検索/置換する方法を制御するフラグ。

enum SysUtils__94 { rfReplaceAll, rfIgnoreCase };
typedef Set<SysUtils__94, rfReplaceAll, rfIgnoreCase>  TReplaceFlags;

※テンプレートSetはどうゆう動作をするのk未調査。

意味
rfReplaceAll すべての文字を置換。このフラグが含まれていない場合,対象部分文字列内の最初の文字だけを置換する。
rfIgnoreCase 部分文字列の比較は,大文字と小文字を区別しないで行う。このフラグが含まれていない場合,部分文字列の一致は大文字と小文字を区別した比較で識別される。

TSysCharSet

文字列の分割に使用できる特殊文字を含むセット。セットの構成要素はどのような分割を実行するかによって異なります。

typedef Set<char, 0, 255>  TSysCharSet;

定義を見る限りシングルバイトキャラクタ全般を指しているようす。具体的な利用方法は不明。


2007-09-28 komina