PIC16F87XやPIC16F819などは、内蔵EEPROMの読み書きの他にプログラムが置かれているフラッシュメモリの読み書きも可能となっています。232Cを利用して書き換え無しでファーム書き換えたり、定数データを書き換えたり、単純に大容量データを保存したりといった利用法が考えられます。
EEPROMの利用方法はCPU毎に大差ないのですが(F84→F87Xは微妙な違いではまるらしい)、プログラムメモリの方は結構違います。私が見ただけで3種類ありました。
- EEPROMとほとんど同じタイプ。1wordずつ書き込める。(PIC16F877など)
- 書き込み時、4wordセットで書き込む。(PIC16F877Aなど)
- 書き込み前に消去(32word単位)しなければならないタイプ。書き込みも4wordずつ。(PIC16F819,88,877Aなど)
古いものほど使いやすいような気がするのは気のせいでしょうか。ちなみに読み出しはどれも大差ありません。
2005/06/30 komina