目次
- テンプレート計画 (2007/04/21)
- MCP3204/3208(12bitADC)を使う (2005/08/18)
- MPLABでの開発 (2005/08/03)
- プログラムメモリ (2005/06/30)
- 内蔵クロック (2005/04/15)
- PIC16F88
- リロケータブル方式のススメ (執筆中)
PICマイコン覚書
アセンブラ
A/D変換器は連続使用できない!
A/D変換器への充電時間というのをプログラム側で確保する必要があります。その後に変換開始させないと、読出値が不安定になります。したがって、A/D変換完了割込み内で次の変換開始をセットして…というような連続変換はできません。H8の内蔵A/Dの場合は、充電時間は変換開始後に確保されるので考慮する必要はありません。
減算でのキャリーフラグ変化は逆!
他のCPUを扱った人にとっては、減算でのフラグの変化は特に注意が必要です。普通にキャリーを期待して判定を行なうと失敗します。減算結果が正の場合にキャリーオン。ゼロか、負ならばオフです。Z80やH8などとは逆なので注意が必要です。
MPLAB
内蔵エディタは使えない
マイクロチップ社で無償提供している統合開発環境MPLABですが、内蔵エディタが日本語対応したものの、日本語で入力できるようになっただけのレベルです。使ってみると分かりますが、タブ桁がおかしいし、他のエディタでずれて表示されます。思考錯誤して何とか使える設定を見つけたのでメモしておきます。フォントは「Small Fonts」や「FixedSYS」「System」「Terminal」などの固定フォントを指定します。タブ設定は7桁にします。これで何とか見られるようになります。桁をそろえて美しいソースを記述しましょう。
komina