SQLite/コマンドラインツール

SQLiteのインストールは容易です。本家サイトのダウンロードより、ウィンドウズ版のコマンドラインツール(sqlite-3_3_11.zip)をダウンロードして解凍します。コマンドプロンプトで作業します。

Linuxは多分ソースからコンパイルすると思われ。

目次

ツール基本操作

データベースの作成

データベースの作成はコマンドラインツールにデータベースファイル名を指定することで行う。

C:\> sqlite3.exe test.db

データベースへの接続も同時に行う。

データベースへの接続

データベースの作成と同じです。ファイルが無ければ新規作成れる。

C:\> sqlite3.exe test.db

テーブルの確認

sqlite> .tables

.tables コマンドでデータベース内のテーブル一覧を表示する。

テーブルスキーマの表示

sqlite> .schema mytable

.schema コマンドで指定のテーブルのスキーマを表示できる。

データベースの出力

現在のデータベースを再構築するためのコマンドを出力する。

sqlite> .dump mytable

テーブル出力の整形

.explainコマンドを使うと、テーブル表示の際の整形機能のON/OFFを設定できる。

OFF(デフォルト)の場合

sqlite> .explain OFF
sqlite> select * from mytable;
10|komine
3|

ONの場合

sqlite> .explain ON
sqlite> select * from mytable;
id    name
----  --------------
10    komine
3

ツールの終了

.quitまたは.exitコマンドを使う。

sqlite> .exit

SQL言語による操作

テーブルの作成

テーブルを作成するにはcreate table コマンドを使う。

sqlite> create table mytable(id int, name text);

INT型とTEXT型のカラムから構成されるテーブルの作成例。

データの追加

全カラムに値を設定する場合。

sqlite> insert into mytable values(10,"komina");

特定のカラムだけに値を設定する場合。

sqlite> insert into mytable (id) values (5);

データの更新

sqlite> update mytable set name="tomato" where id=3;
sqlite> select * from mytable;
id    name
----  --------------
10    komine
3     tomato

where句で制限しないと全ての行が対象になるので注意。

データの検索・抽出

テーブルの内容を全て表示する。

sqlite> select * from mytable;

2007-01-27 komina